DWJ特集

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ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんについて集めた情報を掲載しています。
※記載事項に関する責任は負いかねますので、正確な情報をお求めの際には、公式HP等でご確認下さい。※


 <ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのプロフィール>

 1934年イギリス、ロンドンに三人姉妹の長女として生まれる。
 オクスフォード大学に入学。J・R・トールキンやC・S・ルイスに師事する。
 大学卒業後に結婚、ブリストルに移住。男子三人をもうけ、子育ての傍ら、小説を書き始める。
 現在は大学教授の夫と二人暮らし。
 ヘビースモーカー。
 ミルクアレルギー。


<ネット上のインタビュー記事>

読売新聞社のインタビュー Q&A記事 前編 後編(2004年10月)
読売新聞社のインタビュー 文章記事  10月5日付 10月8日付(2004年10月) 

YOHANのインタビュー(2004年10月)


日本テレビ 金曜ロードショー『千と千尋の神隠し』(2004年12月10日OA)のインタビュー

 イギリス南西部の港町ブリストルにある、ジョーンズさんのご自宅でのインタビュー。
 空色のドアのノッカーを、インタビュアーさん(?)の手がノックすると、赤と黒のカーディガンをグレーの服の上に羽織ったダイアナさんがドアを開けて登場。玄関の花柄の壁紙がドアの横から、ちらりと見えました。
“Oh! Hi! Come in!”(…と言っていたように聞こえました(汗))と招き入れる。

 暖炉と本棚のある部屋で、椅子にかけてインタビューを受けるジョーンズさん。
 Q. 映画をごらんになってどうでしたか?
 A.(吹き替え) 「とても素晴らしかったわ。奥深くて、奇妙で、そして美しい映画でした。特に面白かったのは、ソフィーと荒地の魔女が石の階段を昇って行くシーンね。ソフィーが犬のヒンを抱えて昇って行くの。夢みたいな、でも悪夢みたいなシーン。思わず笑ってしまいました」

 Q.ソフィーはジョーンズさんご自身がモデルだということですが、ソフィーにこめた思いは?
 A.(吹き替え)「18才のソフィーは臆病で、とても内気な少女でした。でも、90才のソフィーは好奇心が旺盛になり、前より元気になって、そして初めての恋もします。ソフィーはお婆さんになることで、ずっと魅力的になったのです。年を取ったからこそ、できることがあるんです。お婆さんだって主人公になれるってこと。若いだけがいいってわけじゃないのよ」

 Q.『ハウルの動く城』のキャラクター達を通して伝えたかったことは?
 A.(吹き替え)「映画にもあると思うけど、愛情こそが一番大切ってことです。愛さえ深ければ、いろんなことがなぜか必ずうまくいくの。そう、愛情こそがひとつの魔法なのです。宮崎監督の作品にも、このメッセージは受け継がれていて、とても嬉しかったわ」

 Q.『千と千尋の神隠し』の魅力について
 A.(吹き替え)「とても素晴らしい作品ですね。特に水の中を列車が走って行くシーンは、そのイメージを思いつくだけでも素晴らしいのですが、映像も素敵でした」