新連載企画提案書「少女少年Ｇ７」
やぶうち優先生の最新コミックス「ぴゅあぴゅあ」の欄外コメントに「次はどんな話がよみたいですか？」と書いてあったのを皆様はご存知でしょう？私ことErikaM.＠由里ちゃんは、以前より「やぶうち先生には、アニメ化まで意識したよりキャッチーな作品に挑んで欲しい」と提言しておりました。そして、私の趣味的には、やはり「魔女っ子もの」などに代表されるような、いわゆる「変身もの」的なファンタジーに挑んでほしいなあと思っておりました。
さて、やぶうち先生といえば、「水色時代」「おちゃらかほい」「みどりのつばさ」に代表されるような、等身大の少女の物語を描かれることに徹しておられました。では、やぶうち先生がファンタジックな作品を描けないかというとそんなことはありません。皆様よくご存知の「ＫＡＲＥＮ」をお読みになれば、ファンタジー作家としてのやぶうち先生の実力もわかることと思います。「水色時代」に代表されるような、独特な萌える絵柄と作風にてファンを魅了してきたやぶうち先生です。この先生が「魔女っ子もの」あるいは「変身もの」に挑まれれば、必ずや超萌爆な作品が誕生するに違いありません。
しかし、今まで「変身もの」ファンタジーは、世の中には溢れるほど出まわっており、単なる変身ものや魔女っ子ものではこれらの作品群に埋もれてしまうでしょう。やはり、オリジナリティあふれる構想が必要なのです。例えば「なかよし」で活躍される立川恵先生は、時代を見据えたＣｙｂｅｒという視点から「電脳少女☆Ｍｉｎｋ」という作品を世に問い、高い評価を得ております。では、やぶうち先生ゆえのオリジナリティある変身魔女っ子ものとはどういうものなのか？
そこで、ちょっと思い出して欲しいのですが、やぶうち先生が近年高い評価を得た作品として「少女少年」シリーズがあります。特にシリーズ最初の作品の白川みずきちゃんは、男であるにも関わらず、萌えもえな魅力溢れる“ヒロイン”として、多くの男性読者に「はふ〜〜〜ん」と言わしめたキャラであります。この独特な萌える作風は、やぶうち先生のオリジナリティの究極形であると言っても過言ではありません！
このやぶうち先生のオリジナリティと、魔女っ子変身ものが合体すれば、萌えなヒット作の誕生間違い無しっ！………そう、もうおわかりですね？ わたしがやぶうち先生に「こんな話が読みたい」とご提案申し上げる作品は、以下の通りです！！！
「魔法少女少年〜少女少年Ｇ７―ＨＡＤＵＫＩ―〜」
…どうです？わくわくしませんか？
主人公の少年、葉月純が、らぶりぃな“魔法少女 Ａｎｇｅｌ ＨＡＤＵＫＩ”に変身して活躍するという、実にやぶうちっくかつ萌える展開です。アニメ化にも十分対応しうるネタでもあります。やぶうち先生のオリジナリティが生きた、新感覚の魔女っ子ファンタジーとなること間違い無し！！
さて、本コンテンツでは、この「少女少年Ｇ７」の話を独自に考えてみたいと思います。というわけで、不定期ながら、一応連載もののコンテンツとして、以後随時話題提供をしていきたいと思います。
まずは、「予告編」を考えてみました。てなわけで、ど〜ぞ（笑）。
【魔法少女少年〜少女少年Ｇ７―ＨＡＤＵＫＩ―〜：予告編】
４代目少女少年。その名は葉月純。売れないマジシャンである父と二人暮しの彼には、実は「変身して魔法が使える」という大きな秘密があった。ある日、急病で倒れた父の代理で、純は変身してとあるマジック公演のステージに立つ。魔法を駆使してあたかもマジックに見せかけ、観客を魅了した。そのステージをたまたま観ていた芸能プロダクションの村崎ツトム氏にスカウトされ、マジシャンとしてデビューすることになった。しかし、女と間違われていたのだった…。
…な、なんだか、これだけ読むと、「マ●カル●ミ」みたいな展開ですねえ（苦笑）。でも、なぜか「敵」が登場して戦うとかいった萌える展開も用意するつもりですので（謎爆）、お楽しみに。次回更新時に、本編の第１回を掲載したいと思います。