ＣＧサブストーリー
すずめさんから頂いたイラストをご覧になった、みんくファンクラブのおんじ会長より、次のようなメッセージが届きました。
「すずめさんの絵みたよー。うらやましい（笑） この絵からシーンつうか、日記になったので、送ります。」
何だろうと思って読んで見ると、すずめさんが描かれたＭｉｎｋちゃんの笑顔にまつわるサブストーリーでした。 というわけで、載せちゃいます♪ すずめさんのイラストを眺めながら、お楽しみ頂ければ幸いです☆
「架空追跡日記 ○月××日」（作：みんくファンクラブ会長 おんじさん）
その日は、Minkちゃんが撮影をするという情報をえた僕は、準備をして、朝早く出かけた。
天気予報は、雨は朝方に上がり、昼にはまずまずの天気になるという。
電車にゆられて数時間、出かけの雨も完全に上がった。
撮影現場に行ってみると、どこで知ったのか、十数人の人だかりがあった。
ここから先は立ち入り禁止と、ガードの人が目を光らす。
僕は、愛機のNikan F4に300mmF2.8レンズを取り出した。
撮影場所までは、距離がある、このレンズじゃ、全身が入るくらいになってしまう。
ガードの人からは撮影中は、私語や撮影録音は禁止だという。
目をつけられては、かなわないので、撮影中はカメラは目立たないようにしまった。
肉眼でみるＭｉｎｋちゃん、向こうがわで遠いとはいえ、ドキドキもんだ。
そんな、至福の時も状況が変わった。
どうやら、途中の休憩時間のようだ。
端に立っている男のところに近寄って何か話している。
どうも、ジャーマネ君だな。他の場所でも見かけた記憶がある。
僕よりも若いぞあいつ。なんとなく頼りなさそうに思える。
でも、さっきよりも、僕に近い位置だ。ラッキー！
これなら、サンニッパで良いシーンも可能だ。
Ｍｉｎｋちゃんの笑顔がこぼれるなどの、おいしいシーンがあるから目をつぶろう。
見物にきた者は、休憩時間に、ここぞとばかり目当てのスターの名前を読んでいる。
われらがＭｉｎｋちゃんを呼ぶ声がほとんどないのは、嬉しいような悲しいような。
きっとファンの行儀がいいんだろう。
さあ、どうやら、本番のようだ。
ジャーマネ君が背中をポンポンと触った。
ちきしょー！いいよなあ。
さすがに、本番はさっきよりも、空気がビシっとしている。
出番を待つ真剣なＭｉｎｋちゅあん。くー。いいぜえ！！
本番がはじまって３０分もたっただろうか。ようやく撮影が終わった。
我らがＭｉｎｋちゃんは、ジャーマネ君となにか打ち合わせかな。
話しをしているようだ。良い笑顔だ。
この時しかないと思った僕は、カメラを用意し。
「Ｍｉｎｋちゃーん！！」
僕は、大きな声で叫んだ。片手を上に挙げて振る。
その声が届いたのか。
Ｍｉｎｋちゃんは、キャロっとして、こちらを向く。
今だ。僕は両手でしっかり構え、シャッターを切った。
秒間数駒とれるモータードライブがうなる。
やった、笑顔のＭｉｎｋちゃんの目線をゲット！手応えあり。
Ｍｉｎｋちゃんは、かるく手を振ってくれた。
おもわず僕は深々と頭をさげた。
もう、Ｍｉｎｋちゃんは、ジャーマネ君との話しにもどっている。
僕は、今日の感動をいだいて帰った。数時間の電車もあっという間だ。
数実後、なじみにの店（そこで、きっちり現像焼き付けてくれる）によって、でき上がった物を見た。
見た瞬間、店の前で思わずガッツポーズをとってしまった。
いかがでしたか？ すずめさんのイラストを写真に見立て、それを撮影した主人公の日記という形になってますね〜♪
なお、この主人公に関して、おんじ会長自らによる注釈がついていました。
「注：登場人物は私がモデルじゃないからね！ ファンクラブ会長は忙しいので、そういう場所にナカナカ行けないので。」
…ということだそうです（笑）。